8月の鑑賞作品リスト+メモ

tofu22004-09-01


■『私はどのように父を殺したのか』2001/100分/アンヌ・フォンテーヌ監督
出演:シャルル・ベルリング、ミシェル・ブーケ、ナターシャ・レニエ
英語字幕のフランス語映画。サスペンスなのでワケが分かりません。シャルル・ベルリングは老けたなあ。


■『世界でいちばん不運で幸せな私』[JEUX D'ENFANTS]2003年/フランス/94分/ヤン・サミュエル監督
(LOVE ME IF YOU DARE)
出演:ギョーム・カネ、マリオン・コティアール
フランス映画祭を取材できたなら、彼女にインタビューしたかった。。。っつうか、某サイトさん、取材依頼の返事を2週間ほったらかすのってどうなんすかね。まとまる話もまとまらないですよ。


■『アトミック・カフェ』[THE ATOMIC CAFE]1982年/アメリカ/87分/ケヴィン・ラファティ、ジェーン・ローダー、ピアーズ・ラファティ
マイケル・ムーアの師匠にして、現アメリカ大統領ブッシュ氏の従兄弟。おいおい…。いや、傑作です。82年の作品なのね。すごいな。「原爆が墜ちたら机の下に隠れましょう」って。おいおい…。


■『春夏秋冬、そして春』[spring,summer,fall,winter…and spring]2003年/ドイツ・韓国/102分/キム・ギドク監督
キドク監督の作品には、極端な描写ゆえに笑ってしまうシーンが必ずある。やっぱりあった。いや、かなりあるよ、この映画には。


■『ビハインド・ザ・サン』[BEHAIND THE SUN]2001年/ブラジル/92分/ウォルター・サレス監督
出演:ロドリゴ・サントロ
ラブ・アクチュアリー』でハンサムさんなデザイナー役だったロドリゴ・サントロ。キュートなハンサムさんです。来日するらしい。ウォルター・サレスは『セントラル・ステーション(未見)』『モーターサイクル・ダイアリー』の監督。


■『みんな誰かの愛しい人』[COMME UNE IMAGE]2004年/フランス/111分/アニエス・ジャウイ監督(LOOK AT ME)
出演:マリルー・ベリ、アニエス・ジャウイ、ジャン=ピエール・バクリ
「イメージ通りに」っつうのが原題かな。『ムッシュ・カステラの恋』で初監督したアニエス・ジャウイだけど、彼女はアラン・レネ監督の『恋するシャンソン』の脚本が評価されたって人。両作品とも、大好き。本作で今年のカンヌ映画祭脚本賞を受賞したけど、実は『ムッシュ・カステラの恋』の方がいいような気が…。今回のカンヌ受賞は、今、彼女に賞を与えておきたいという気持ちからな感じがする。


■『ゴッドファーザー&サン
監督:マーク・レヴィン
出演:チャック・D、コモン、ココ・テイラー
スコセッシによる「ブルース・ムーヴィー・プロジェクト」の中で、一番良質ないい作品だと思う。『デヴィルズ・ファイア』は未見だけど。「ブルースは根っこ、あとの音楽はみんなフルーツさ」。その通りだな。チェス・レコードの創始者とその息子、仕事の学び方、教え方が男としての生き方の教えになっているのがカッコよすぎです。


■『トリコロールに燃えて』[HEAD IN THE CLOUD]2004年/アメリカ/121分/ジョン・ダイガン監督
出演:シャーリーズ・セロンペネロペ・クルス、スチュアート・ダウンゼント
30年代から40年代にかけて、イギリス、パリ、スペイン内乱、ドイツ侵攻…。ベロニカ・ゲリン、マレーナ、みたいな…。


■『やさしい嘘』[DEPUIS QU'OTAR EST PARTI…]2003年/フランス・ベルギー・ジュリー・ベルトゥチェリ監督
エステール・ゴランタン、ニノ・ホマスリゼ、ディナーラ・ドルカーロワ
グルジアを舞台にした物語。ソ連崩壊後に、民族紛争とか内戦とかの中で生きる普通の人たちって、大変。


■『エレファントマン』[THE ELEFANT MAN]1981年/アメリカ・イギリス/124分/デヴィッド・リンチ監督
出演:ジョン・ハートアンソニー・ホプキンスアン・バンクロフト、ジョン・ギールグッド
イレイザー・ヘッド』な雰囲気を持ちつつ、心温まるヒューマンな映画にも勘違いさせるのが、リンチ監督の極端な姿勢を感じさせる。


■『コニー&カルラ』[CONNIE & CARLA]2004年/アメリカ/98分/マイケル・レンバック監督
出演:ニア・ヴァルダロス、トニ・コレット、ディット・ドゥカヴニー
ニアの脚本は、シンデレラ・ストーリーの魅力があればこそ。今回は、どうも…。


■『隣りのヒットマンズ・全弾発射』[THE WHOLE TEN YARDS]2004年/アメリカ/98分/ハワード・ドゥイッチ監督
出演:ブルース・ウィリスマシュー・ペリーアマンダ・ピートナターシャ・ヘンストリッジ、ケヴィン・ポラック
アマンダ・ピートが良いです。


■『最’叫’絶叫計画』[SCARY MOVIE3]2003年/アメリカ/85分/デヴィッド・ザッカー監督
出演:アンナ・ファリス、サイモン・レックス、チャーリー・シーン
すごくおもしろい。それさえなければ、いい人なのに…、というか、やりすぎギャグを付け加えているのがアメリカンな感じ。


■『アラモ』[THE ALAMO]2004年/アメリカ/137分/ジョンン・リー・ハンコック監督
出演:デニス・クレイドビリー・ボブ・ソーントン、ジョイソン・パトリック
長い…。


■『LOVERS』[十面埋伏]2004年/中国/120分/チャン・イーモウ監督
出演:チャン・ツィイーアンディ・ラウ金城武
マトリックスな映像は、もう当たり前なんだなあ。っつうか、笑える。


■『オールド・ボーイ』[OLD BOY]2003年/韓国/120分/パク・チャヌク監督
出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョ
監督の前作「復讐者に憐れみを復讐するは我にあり)」を2年前の釜山映画祭で観ているので、あの凄さを知っているのでね。暴力描写が凄すぎてヒットしなかったらしいから、それを学んで、ちょっと抑えているって感じ。でも、この方が多くの人に紹介しやすいかも。「復讐者〜」は個人的には最高に好きなんだけど、勧めるのは人を選ぶ。


■『酔画仙』[CHIHAWSEON]2002年/韓国/119分/イム・グォンテク監督
出演:チェ・ミンシク、アン・ソンギ
これも2年前の釜山映画祭で観ている作品。日本語で観るとちょっと長い…。っつうか、なんか編集されてないかな?記憶違い?


■『マイ・ボディガード』[MAN ON FIRE]2004年/アメリカ/146分/トニー・スコット監督
出演:デンゼル・ワシントンダコタ・ファニングクリストファー・ウォーケン
最近のトニー・スコット監督は、カ国な人生のピークを越えた男の哀愁を描くことに興味があるのだろうか?ブラピとロバレ共演『スパイゲーム』なんかと並んでこの作品もそんな印象。いい男は歳をとってもいい男ってことっすね。「強い人間はいない、訓練した人間がいるだけだ!」燃える男は言うことが違うね。


■『クライモリ』WRONG TURN[]2003年/アメリカ/84分/ロブ・シュミット監督
出演:エリザ・デュシュク、エマニュエル・シューキー
これは、掘り出し物。怖くておもしろい。