食欲の秋

tofu22005-09-23


復職からフル稼働で、さすがにお疲れな私。とはいえ、食欲はいつも旺盛なので、来週からは、六本木食い倒れ計画をしてみようと、なんとなく決意してみた。疲れたので定時早々に仕事を終了して、なんとなく青山ブックセンターへ。レジの横に古き良き香りを放つコーナーが。暮らしの手帖コーナーのようです。お母さんの時代に、乙女たちが愛読していたであろう雰囲気を醸し出す品の良い感じ。その中に森茉莉の本がいくつか。乙女な友人からオススメよーと言われていた著者。森鴎外の長女ですね。食いしん坊さんだったということで、食欲の秋の気分だったこともあり、食エッセイと記されていた文庫本「貧乏サヴァラン」を購入。その並びにかわいらしいイラストとおいしそうなレシピ、そして小粋な感じを醸し出すエッセイが書かれている「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」を発見。これも同時購入。シャンソンで有名な石井好子さんの著書にレシピをつけたものらしい。「発売から40年、ずっと愛されている本からの生まれたレシピ版」とのこと。とってもかわいらしくて品があって都会的な感じ。「沸騰したお湯はさざなみのようにゆれる」のですって。バターはバタなのよ。