オスカーナイト終了。ハズレたのは、
■作品賞 予想『アバター』→結果『ハート・ロッカー(写真)』
■脚本賞 予想『イングロリアス・バスターズ』→結果『ハート・ロッカー』
■脚色賞 予想『17歳の肖像』→結果『プレシャス』
http://oscars.movies.yahoo.com/nominees
作品賞の結果は「ほおお!!?」、という印象。おめでとうキャスリン・ビグロー。
イラクには今まさに、この映画に描かれている状況です、私たちアメリカの映画人たちは、この人たちを応援します、、、ってことですか。。?
脚本賞と脚色賞は、結果が妥当ですね。ついついここだけ、個人的な感情を押してみたけど、残念。
あと、サプライズというか、「えええええ!??」と思ったのが、外国語映画賞。
今までの賞レースの傾向からは、『白いリボン』ハネケ監督(ドイツ)と『アンプロフェット』オディアール監督(フランス)のどちらか!という流れだったのに。
結果はまさかのアルゼンチン作品。あ、チリ地震への何かですか。。。私たちアメリカの映画人たちは、彼らを心から救済したいのです、、、ってことですか。。?
意味はあまりないので、嫌味はここまでにして。。
そして、
■今回のshowでの気になったこと
・作品賞のノミネート10作品が紹介されなかった。
→プレゼンターのトム・ハンクス、いきなり発表したような。
確かにあと1分で番組の終了時間っぽかったけど、ノミネートされた人たち、ちょっと可哀相じゃないかと。。
showの途中でちょいちょい紹介したから、いいのかな。そもそも10作品ノミネートした目的のひとつ、視聴率はよかったのかな。
・「winner is 〜」が復活!?
→数年前から、勝者を発表するわけじゃない、という意味で「winner is 〜(勝者は?)」と言わずに、「goes to 〜(行方は?)」と、みんな揃って言うようになった記憶が。
今年は「winner is 〜」って言っていたけど、やっぱり勝負ってことになったのかな。去年ってどうだっけ。
・生中継がネットでたくさん見れました。
→すごいたくさんあったみたい。フランス語の同時通訳つきだったり、スペイン語も。日本語は見つからなかったようだけど。。
■総じて
今までもそうだけど、ハリウッド(アメリカ)の映画業界まつりである、って空気を思いっきり感じた。
→主演男優(ジェフ・ブリッジス)、女優(サンドラ・ブロック)の盛り上がりっぷりが、全く共感できなかった。
何のイベントなのかを理解できなくなってきたかも。。。。
去年はショーとして見せるパターン(司会者=歌って踊るヒュー・ジャックマン)、
今年は映画のキャラを活かした司会者(『恋するベーカリー』出演のお二人)。
どちらにしても、アメリカ人向けの対策なので、日本ではあまり興味をひかない。。
ビリー・クリスタルのオープニングだけでも復活してほしいなー。
(作品賞のノミネート作をすべてミニ芝居で紹介してくれてて楽しかったな)。