「エンジェル・ウォーズ」
すっごい映画だった。
資産家の長女が継父の陰謀により精神病院に入れられ、理不尽な境遇から逃れる唯一の方法は妄想だった。。という簡単な話ではなかったのだ!
テーマは、「自分の人生を自分のものにしろ!」
人生の主人公は誰?
主人公になろうと自覚しなきゃダメ!
そして勇気をだして一歩を踏み出すの!
自分の意志で、自分の足で踏み出すの!
自分の人生を手に入れるために!
映画に登場する女子たちは、キャバレーの踊り子兼娼婦として理不尽な規律に縛られた宿舎に幽閉されている。
「主人公は誰か?」
映画の主人公について、ではない。
人生の主人公は、本当にあなたですか?
映画はそう問いかけているようだった。
セーラー服のコスプレで、
修行をつんだ(的な)師匠とともに、
脱出に必要な、地図と鍵と炎となんかをゲットするため、
なぞの忍者軍団と闘うのだが、、、。
友情で繋がれた絆、恐怖に耐えきれずにとってしまった不本意な裏切り、過酷な状況下で本当の優しさ目の当たりにして、勇気をもつことの大切さを、それが生きるための力強さだと知るのだ。
そして前に進むための一歩を踏み出す。自分の意志で、自分の足で。
それが、自分の人生を手に入れる唯一の手段だから。
そう、自分の人生は自分自身で手に入れるものなのだ!
日本のコミックに影響を受けている、ということであれば
正しく影響を受けていたようですね。
少年ジャンプのテーマって、勇気、友情、とかだったかと。
アメコミもちゃんとできるし、児童小説もちゃんとできるし。