ヌーヴェルバーグばかりがフランス映画じゃない

tofu22004-07-17


40℃ですか?っつうくらい暑い中、日仏で映画。19時からだけど、自転車で20分走ったら、クラクラした。。。



■『アラン・レネのアトリエ、『恋するシャンソン』を巡って』
(監督:フランソワ・トマ/1997年/50分/フランス語・英語字幕)
アニエス・ジャウイとジャン=ピエール・バクリ、ランベール・ウィルソンアンドレ・デュソリエ、サビーヌ・アゼマなどによるアラン・レネへの感想インタビュー集的ドキュメント。彼らは、私にとって安心して観ることができるフランス映画を作る人たち。ヌーヴェルバーグばかりがフランス映画じゃないんだよな。この人たちの素晴らしさを何とか日本の人たちに伝えたいものです!


アニエス・ヴァルダ
(監督:フィリップ・フレリング/1999年/13分/フランス語・英語字幕付き)
本人が語るインタビュー。『5時から7時までのクレオ』『カンフー・マスター』『冬の旅』などにインスピレーションを与えた絵画や映像を紹介しながら、映像の中にみる幸せを語る。バルドゥング・グリーンの複製画「骸骨に巻き付かれた美しい女性」から「死と女」をテーマしたことなど、興味深い。


ジャン=ピエール・ジュネ
(監督:フィリップ・フレリング/1998年/13分/フランス語・英語字幕付き)
本人が語るインタビュー。『デリカテッセン』の子供たちは、ロベール・ドワノーの写真からインスピレーションを得たとか、『ロスト・チルドレン』の排他的かつ滑稽な世界はテックス・エイブリーアンリ・カルティエ=ブレッソンを参考にしたとか。『アメリ』は、ジャン=ピエール・ジュネ自身が住んでいるモンマルトル界隈を、ガイドするのではなく、ファンタジックに描きたかったのだそう。本当にモンマルトルを愛しているんだね。私もあの界隈、大好き。っつうか、ジュネってば、かっこいい。