ケヴィン本気です

tofu22004-11-20



「Beyond the sea*1」のサントラCDをゲット。ケヴィン・スペイシーが監督・主演している映画*2。これ、すごいことになってるよ。ほら、裏ジャケットが本気。50年代後半にリリースされたレコードような仕様になってる。写真もボビー・ダーリン*3になりきりケヴィンだ。ライナーもレコード時代にあったような感じ。


収録されている全18曲は、もちろん全て自分で歌ってますよ。タイトル曲はもちろん、クルト・ワイルの「マック・ザ・ナイフ」、ヘンリー・マンシーニの「シャレード」などなど、オヤジがカラオケでシナトラの「マイ・ウェイ」を本気で歌うが如く、本職の歌手が驚くほどに熱唱してますよ。実際上手い。上手すぎて怖い。ケヴィン〜、どこへ行く気なの〜?


っつうか、ケヴィンってば、12月から、ボビーとしてツアーを回るみたいだ!ツアー・タイトルは、これ!

KEVIN SPACEY AS BOBBY DARRIN*4」。

ってことで、シナトラを気取って歌うボビーを演じるために、ボビーを気取るケヴィンさんと、微妙にカミングアウトか?with エルトン・ジョンの写真。


で、あんまりにもジャケが本気でレコードっぽいデザインだったので、なんか分からないけど、「リトル・ヴォイス*5」のサントラも買っちゃった。こちらはホンモノたちが歌うコンピ。ジュディ・ガーランドの「ザッツ・エンターテインメント」で始まり、エセル・マーマンの「ショーほど素敵な商売はない」で終わる(オチとして?、あの人のあの歌がシークレットトラックになってる)。映画は、亡き父所蔵のレコードを聴きながら、思い出の中に引きこもる女の子が、隠れた才能(素晴らしい歌声)を世間に認められ、自信を取り戻して、素敵なボーイフレンドと出会うサッド・ハッピーな物語。映画にはユアン・マクレガーも出演してたけど、彼の歌はなし。彼の声は素敵なのに。ってユアンの何が好きって、彼の声!