爆破！

『ウェルカム・ドールハウス』
トッド・ソロンズ監督。彼の新作『おわらない物語-アビバの場合-（PALINDROMES）』の試写状をいただき、内容を読んでみると、冒頭が『ウェルカム・ドールハウス』の主人公ドーン嬢の葬式から始まると記載されていたので、再見。

内容をあんまり覚えていなかったけど、不安定な音程のヘボいギターとやる気なく歌うタイトル曲が気に入って、サントラを探した記憶だけがうっすら。で、再見したら、まあ、なんとも、なんか、すごいね。そういう終わり方でしたっけ。監督の確信犯的テクニックなのだろうけど、それを分かった上でも、この心地悪さはクセになる。

メガネっ娘が素敵なボーイフレンドと出会って綺麗になってハッピーエンド…なんて話は映画だけに決まってるじゃん！と断定してくれてます。モテないくせに生意気な女子たちの、小さな夢と希望を木っ端みじんにぶち壊してくれる映画でした。

そんなクールな作品を撮ったトッド・ソロンズが次に監督したのが『ストーリー・テリング』で、2部構成のブラックすぎるユーモア炸裂＆爆裂で、好き嫌いがはっきりする内容だった。人種差別なの？ギャグなの？マジなの？と、何だかすごいことになってましたね。

そんなトッド・ソロンズ監督の新作を観るべく、復習として観てみました。

『ロックンロール・ハイスクール』
思わず見つけて借りた。初見。ジョーイが、ライブ後にアルファルファを食わされていたのが笑える。とりあえず、ムカツク奴らは全て爆破！それ、賛成！