ビートニクスな香り

tofu22005-01-29



我が愛しのバンジャマン・ビオレーがディレクションした女優シリーズ?を日仏の図書館で発見。往年のフランス女優、ヴァレリー・ラグランジュのCD。バンジャマンらしいドラマティックなアレンジに心酔してしまう素敵なアルバム。ラグランジュ自身が作詞作曲しているものもあり、それも素晴らしい。系列としてはフランソワ・アルディ路線な感じ。CDには、ゲンズブールの「la guerilla」があったり、ジャック・ケルアックの詩を、バンジャマンが作曲したメロディに、バンジャマン自身が演奏するクールなピアノをバックに語り歌ってたり。かなりカッコイイCDです。




そういえば、歌うインテリ女優、ジャンヌ・バリバール(『そして僕は恋をする』『恋ごころ』)に似ているかも。彼女はビートニクスな香り漂うCD「paramour」をリリースしてた。彼女のライブは、昨年、吉祥寺スターパインズカフェ*1に見に行ったけど、すごく素敵だった(自慢)。ペドロ・コスタ監督がライブ映像を撮影しているっつう、なんとも豪華なメンツが集まってましたよ。ギターの人は、カットオノマというバンドをしていて、DERNIERE BANDEというレーベルを立ち上げた、ロドルフ・ビュルジェって人で、すごく素敵だったなあ。その筋の素晴らしいキャリアのすごい人らしい。たぶん、その筋の系列って好みの音のはずなんだけど、なかなか、そういう音を聴く人たちとは知り合う機会がないもので…。



ついでに、シャルロット・ゲンズブールが歌う『ラブ.etc』のシングルCDも発見。もうどこにも売ってないはず。ラッキー!!