ブリアリ パリにて永眠

tofu22007-06-01

ジャン=クロード・ブリアリ パリにて永眠 74歳。*1


写真は、子供がほしい女、アンナ・カリーナとその夫、ジャン=クロード・ブリアリ/写真左、ボーイフレンド役のジャン=ポール・ベルモンドジャン=リュック・ゴダール監督の『女は女である』より)。

ヌーベルヴァーグ時代の作品に欠かせない俳優の一人でした。このニュースの数日前では、カンヌ国際映画祭アラン・ドロンがなぜかにこやかに参加していることがニュースで見かけたけれど、彼を映画界に導いた人こそ、ジャン=クロード・ブリアリじゃなかったかと思い出す。人の目を引くほどに存在感のある素人の若者(アラン・ドロン)をカンヌに連れて行ってあげて、イタリアの監督ルキノ・ヴィスコンティに見初められ、映画デビューとなったとかそういう話だったような。

印象に残っている作品は、私の好きな監督、クロード・シャブロルの『いとこ同志』と、私の苦手な監督、エリック・ロメールの『クレールの膝』。