悪役ベスト10

tofu22004-07-27

ハンニバル・レクター/『羊たちの沈黙』(90)
連続猟奇殺人犯のプロファイリング制作に協力した、医学博士。独自すぎる美学を徹底するため、人をモノとして扱う狂気の美食家。


★ダース・べイダー/『スター・ウォーズ』(77)
フォースを扱う、元ジェダイの騎士。ジェダイの弟子として訓練を受けたが、フォースの暗黒面に引き込まれて、ダース・ベイダーとなる。実の息子と娘との闘いを強いられる。


★ゴースト・フェイス/『スクリーム』(96)
ホラー・ムービーマニアが一番フィットすると思われる、亡霊マスク。このマスクを装着した者は、イタズラ半分でも本気でも、ターゲットにした相手には、必ず電話を掛けてしまう。


★フレディ・クルーガー/『エルム街の悪夢』(84)
子供たちの夢に現れ、恐怖のどん底に陥れる鉄の爪を持った男。焼けただれた顔、赤と緑のストライプのセーター、鈍い光を放つ鋼鉄の爪を付けたフレディは、近くジェイソンと対決予定あり。


★ジェイソン/『13日の金曜日』(80)
湖畔の陰から忍びよるホッケー・マスクの大男。母親が殺されたことから不死身の殺人鬼と化す。冷凍保存されて近未来に行ったりしても、やることは同じ。近くフレディと対決予定あり。


★ジョーカー/『バットマン』(89)
廃液の毒により変貌した姿で自分を裏切ったボスを殺し、バットマンと対決する暗黒街の悪人。アクロバティックなアクションを盛り込んだダンスが得意。写真は『アバウト・シュミット』のジャック・ニコルソン。素に近いキャラクターがむしろ怖いので、こちらにしてみました。


★アレックス・デ・ラージ/『時計じかけのオレンジ』(71)
老人をぶん殴りうっぷんを晴らす悪ガキ。ミュージカル映画雨に唄えば』のテーマ曲を歌いながら、老夫婦を袋叩きにしたりするので、政府開発の非暴力化治療法の実験台に。しかし、政治的陰謀に便乗して再び街の悪ガキにリプレイス。まったく懲りない暴れん坊。


★ヤクザの佐藤/『ブラック・レイン』(89)
極悪非道な日本のマフィア。仇討ちのためにニューヨークまで乗り込んだり、不屈の笑みを湛えがら冷酷至極な仕打ちをやってのける。キャラクター同様、ハリウッドを震え上がらせた松田優作の存在感と役者魂にも恐れ入るばかり。


★ミッキー&マロリー/『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(94)
史上最悪の大量殺人コンビ。父親からの性的虐待を受けていたマロリーは、お互いに一目惚れしたミッキーと両親を殺害。自由を求めて殺人も辞さずに気ままに暴走。テレビ・クルーが報道する中、民衆にヒーローと祭り上げられるが、そんなことにも目もくれず、愛し合うふたりは気ままに暴走中。


★ヴィンセント・ベガ/『パルプ・フィクション』(94)
ボスの命令を遂行するギャング。だまし取られた金を奪い返したり、ボスの妻と食事するように言われたりと、信頼に応えて忠実に任務を遂行するも、うっかりミスで命を落とす。『レザボア・ドッグス』のミスター・ブロンドとは、実は兄弟…らしい。


映画の中のヒーローを独断と偏見で年代別にピックアップ!


「映画のヒーロー70年代編*1

「映画のヒーロー80年代編*2

「映画のヒーロー90年代編*3

「カリスマ・ヒーロー70年代編*4

「カリスマ・ヒーロー80年代編*5

「カリスマ・ヒーロー90年代編*6

「日本のヒーロー70年代編*7

「日本のヒーロー80年代編*8

「日本のヒーロー90年代編*9

「悪役ベスト10*10

「21世紀ヒーロー・悪役投票リスト*11

「時代別音楽ベスト5!70年代編〜90年代編*12