オペラ座の怪人

tofu22004-10-18


アンドリュー・ロイド=ウェーバージョエル・シュマッカー監督の舞台挨拶つき完成披露試写。なんだか豪華な顔ぶれ。だけど、日本では地味に紹介されちゃうアンドリューさん。本作の脚本・製作のアンドリューさんって、実はミュージカルにロック・テイストを持ち込んだ天才作曲家なのに。「キャッツ」「エビータ」でお馴染みだけど、やっぱり「ジーザス・クライスト・スーパースター」と「オペラ座の怪人」のロックなミュージカルは今でもカッコイイっすね。


この映画は、舞台の「オペラ座の怪人」を完全映画化したとのことで、監督にジョエル・シュマッカー氏を起用。理由はアンドリューさん曰く「『ロスト・ボ−イズ』が良かったから」とのこと。未見。さっそく予告編*1を探して観たけど、ティーンズ・ヴァンパイア映画で思っきしB級じゃん。おもしろそう。いや、ジョエル・シュマッカー監督作品なら、『セント・エルモス・ファイアー』とか『依頼人』とか名作っぽいのもあるのに、なぜ敢えて『ロスト・ボ−イズ』なのか。そして音楽がドアーズ…。分からな過ぎだけど、妙な一貫性を感じるから不思議。


で、映画『オペラ座の怪人』では、いきなりドカーンと、あの曲が迫力満点で迫ってくる。この演出は正解でしょう。ツカミはこれでオッケーって感じだから。キャストも違和感ないし、映画としても充分楽しめました。『アラモ』の優男パトリック・ウィルソンがまたしても優男キャラだったけど、それはとてもいいことです(写真は『アラモ』)。ただ、ミニ・ドライバーだけは違和感が…、それは狙い?