ベックの新曲
フランスのカルチャー雑誌「Les inrockuptibles*1」によると、ベックは新作アルバムを2005年2月にリリース予定とのこと。ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトも参加しているこのアルバムは、ダスト・ブラザーズとトニー・ホッファ（エールやスーパーグラスを手掛けた人）がプロデューサーだとか。そして、ニューシングルのタイトルは「Gospel」になるらしいです。4年前にリリースした「sea change」でシンプルで静かなギター・サウンドを展開して原点帰りしたベック。デビュー前にはニューヨークのブルース・ムーブメントに身を置いていた彼の新しいサウンドはどうなるのか。でも大丈夫。ベックは天才だから。エネルギーのバランスが身体能力を越えた微妙なダンスをしてたとしても、エレポップなヘボい音でも、ブルース魂が滲み出る懐の深さを持っているから、何をしてもクールなのだから。
